天空の蜂(東野圭吾) ”ネタバレ・あらすじ”



 軍用ヘリコプター”ビックB”の開発者の1人錦重工業技術者・湯島一彰は納入式の立会いに妻・篤子と息子の高彦を連れて行きました。

”ビックB”は全長34メートル総重量25トン、日本最大のヘリコプターである。

 

高彦(一彰の息子)と山下恵太(技術者の息子)が見学している時に操縦席に誰もいないビックBのエンジンがかかり高彦だけが取り残され空高く舞い上がり福井県敦賀市にある高速増殖原型炉”新陽”の上空でホバリングした。

 

”天空の蜂”と名乗る者からFAXが届く。

ビックBには大量の爆発物を積んでおり燃料がなくなれば稼働中の原子炉建物に墜落する。

日本の原子力発電所をすべて破壊し発電不能にすれば危機を回避できる。

ただし「新陽」だけは停止してはいけない。

 

ビックBはAFCS(自動飛行制御装置)を搭載しているため事前にプログラムすれば遠隔操作が可能になる。

一彰はビックBを操縦するにはマニュアルモードでの操縦経験とAFCS構造の詳しい知識が必要だと警察に述べました。

 

原子力発電所の技術者達は安全性を否定することになり稼働停止だけは避けなければと考えている。

警察はおそらく予定になかった子供が乗っていることをマスコミを通して発表し”天空の蜂”に直ちにヘリを移動し子供の命を助けるよう呼びかけました。

また科学技術庁原子力局は仮に爆発しても安全装置は何層にも重なっているため大量の放射性物質が放出されることはないと発表しました。

 

新陽の総合設計を担当した三島は、

高速増殖炉の燃料は数千年の原子炉燃料を確保できるため未来のエネルギー機器のためにトライアンドエラーを繰り返す必要があると説明した。

もしビックBが墜落し放射能が漏れると半径250キロに避難勧告を出し数百年捨てなければならない。

消防課長は避難する場所がないなら部下に待機命令など出せないと述べると三島は原子炉格納容器ならジャンボジェット機が直撃しても破壊されないと言いました。

 

新陽を除くすべての原子力発電所を停止させ、

救出者はビックB内部に入ってはいけない、そして生中継することを条件に”天空の蜂”は救出の許可をだしました。

 

高彦がモールス信号を勉強している事を知った一彰はライトでメッセージを送ると高彦は気付きました。

内部に何かあるか聞くと木箱だと返事があり爆発物の可能性があるため必ず助けるから絶対に触るなと送りました。

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白夜行(東野圭吾)<ネタバレ・あらすじ・感想 >19年前の事件から!!魔性の女・雪穂と亮司の絆!!


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< ネタバレ・あらすじ > 白夜行 東野圭吾



詳しい<ネタバレ・あらすじ>は一番下のリンクからお入りください



(19年前) 
小学生の切絵が得意な桐原亮司は図書館で仲良くなった西本雪穂が父親・洋介と廃ビルに入っていくのを見てダクトから浸入します。すると雪穂が裸で寝かされ洋介が写真を撮っていました。
持っていたハサミで父親の胸を突き刺すと雪穂は「殺したのは私だから」とハサミを掴み亮司に帰るように言いました。
雪穂は母、文代を犯人に仕立て上げ自殺に見せかけ殺害し事件は容疑者死亡のまま迷宮入りとなりました。
(中学・高校) 
ホテルから出てくる亮司の母親と質屋キリハラの店員の写真をネタに亮司は同級生から脅されていました。
雪穂は親戚に引き取られ名前が”唐沢”に変わり女子学園に通っていたが母親の事件を知る者に虐めにあっていました。
母親と店員の不倫はダクト事件と関係ないがそこから捜査が開始されるのを防ぐために亮司は雪穂を虐めていた女子生徒を襲い裸にして写真を撮り同級生の私物を現場に置いて去りました。
高校生になった亮司は女性の相手をするバイトを同級生に紹介していたがホテルで女性が心臓麻痺を起こし亡くなってしまいます。同級生がコンピューターに強いことを知った亮司は助ける代わりにプログラム作りの仕事を手伝わせました。
雪穂が大学に通うころには亮司は偽造カードや海賊版ソフトなどで稼ぎだします。
雪穂は大学のサークルではじめて恋をするが親友と付き合い始めたため亮司で”いつものようにやっちゃってくれないかな”と頼み別れさせました。
そして後に結婚する御曹司に近付き始めます。


雪穂と亮司は次々と犯罪を繰り返して行くが必ずこの二人は繋がっているのです。
見所はこの事件を見直し”犯人はダクトが通れる小学生だったのでは?”と気付いた笹垣がじわじわと迫ってくるとこでしょうか。


(感想)
私の中で「白夜行」に勝るミステリーは今のところありません。
ドラマでは最初からネタバレした状態で始まり雪穂と亮司の絆がメインな作りだと思いますが、
原作では雪穂と亮司が接触する場面がないので推理による繋がりが徐々に見えてくる感じでしょうか。
本当に素晴らしいミステリーだと思います。
心を失った雪穂の魔力は読んでいてちょっと気分悪いですが亮司との繋がりが徐々に見えてくる面白さの方が勝りましたね。
この東野圭吾さんの書き方そのものが素晴らしい。

<原作とドラマの違い>
桐原亮司のキャラが全然違いますね。
ドラマでは弱弱しくちょっと情けない性格ですが、
原作では暗い目をした不気味な存在で真逆な印象が強くまさに白夜の中を歩いてる感じがします。
雪穂が高宮と離婚した後、篠塚一成の従兄と結婚してその生活も書かれていますがドラマにはありません。
当然その生活の中にも犯罪がありましたね。
退職した笹垣がその後探偵となって捜査を続けていますが原作には探偵の今枝という男がいて亮司に殺されてしまいます。
ドラマでは今枝を殺した方法で探偵となった笹垣を狙いますが未遂に終わっていますね。
ドラマよりも原作の方が犯罪を犯している印象が強いですが逆もある。
ドラマでは笹垣刑事の部下の古賀が松浦に殺されてしまいますが原作にはなく、むしろ出世した古賀の捜査が役立つ形になっています。
亮司の母親も手首を切って自殺してしまいますが原作では普通にスナックを経営して生きております。


もっと詳しい 白夜行の<ネタバレ・あらすじ>が知りたい方

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白夜行のネタバレ・あらすじ



「ダイイング・アイ」<東野圭吾>まとめ(感想)


主人公であるバーテンダーの男が襲われるが大手術により助かる。

自殺してしまった犯人は主人公が1年前に交通事故を起こし亡くなってしまった被害者の夫だった。
刑事から教えられ、そこではじめて自分は記憶を失っている事に気付きます。

犯人はマネキン職人であり亡くなった妻とそっくりな顔をしたマネキンを作っていました。

お店には魅力的な女性が現れ主人公は少しずつ親密な関係となっていきます。
また同棲していた彼女が姿を消したことで警察に届けました。

1年前、主人公が運転する車と接触して後方から走ってきた車にはね飛ばされ亡くなった事を知ります。
自分が命を狙われたことで後方を運転していた者も狙われたのか調べます。

魅力的な女性の家に招待され向かうと監禁されてしまう。
魅力的な女性の顔は自分を襲った犯人が作ったマネキンとそっくりな事に気付きます。

そして少しずつ思い出して行く主人公!

1年前の交通事故の時の真実とは?

後方を運転していた者は誰だったのか?

魅力的な女性の正体とは?

<ダイイング・アイ>の詳しいあらすじ・結末はこちら
http://blog.netabare-arasuji.net/entry/daiinnguai

「使命と魂のリミット」<東野圭吾>ネタバレ・あらすじ(感想)


 

中学生の頃、主人公・夕紀の父親が大動脈瘤の手術がうまくいかず亡くなります。

父親みたいな人を1人でも救いたいと思い心臓血管外科となるが、
実は父親の手術は意図して失敗したのではと思っているのです。

父親の手術が決まってから、
手術を担当する西園と母親が喫茶店で話しているのを夕紀は目撃していました。
そして10年経った今、西園と母親は恋人関係にあったのです。 


心臓血管外科ナースの合コンに自ら進んでいき付き合うことになった直井。

直井は度重なる医療ミスをしっかり公表しろと脅迫文を送り続けます。



病院が脅迫されていることで担当となった七尾刑事は夕紀の父親の元部下でした。


七尾は病院を利用している人達にアピールしているように思え患者を減らすのが目的ではないかと疑い患者を調べると自動社会社長・島原が大動脈瘤の手術をする事を知りました。


直井が島原を狙う理由はなんなのか?
夕紀の父親は本当に殺されたのだろうか?

少しづつ見えてくる真実!!2つの物語が同時進行!!


最後の夕紀の言葉は感動します。
詳しくはこちら↓↓

詳しい「使命と魂のリミット」<ネタバレ・あらすじ>はこちら
http://blog.netabare-arasuji.net/entry/simeitotamasiinorimitto 

「友罪」薬丸岳<ネタバレ・あらすじ>まとめ<感想>




以前読んだ”Aではない君と”は事件直後の話で息子が人を殺してしまい父親の苦悶が書かれていた。

「友罪」は14年前に起きた前代未聞の黒蛇神事件の犯人かもしれないと気付いた友人の苦悩が書かれている。

読んでいて実際に起きた神戸の事件を思い出しました。
この事件の元少年Aの手記である「絶歌」が話題になりましたが、
当然、根本的に許されない事件であるし被害者家族のことを思うと胸が痛みます。
しかし、この「友罪」を読んで、
今の元少年Aも知らないし「絶歌」も読んでいないのだから否定する事も出来ないと思うようになりました。

もし「友罪」の青柳健太郎のように、
しっかり更生していて真面目に働き罪を見つめながら生きていたらどうだろうか。
場所を変えるたびに過去とジャーナリストに追われ周囲にばれて街を転々としていたらどうだろうか。
更生した人の居場所を失くすのは人としてどうなのだろうか。

「絶歌」が発売されたのは、おそらくジャーナリストがずっと追っていた結果なのでしょうね。

しかし「友罪」はあくまでも物語です。
青柳健太郎のように本当に更生して元少年Aが生きているのかは分かりません。
そしてどんなに更生しようが被害者家族から許されるはずもないでしょう。

さて、
実際の話から離れまして「友罪」ですが、
友人である益田純一の最後の行動に感動しました。

美代子という女性も元AV女優という過去に追われやっと居場所を見つけた1人。
青柳健太郎は鈴木秀人と名前を変え14年前の前代未聞の事件を起こした過去に苦しめられている。
そして主役である益田も実は14年前の過去に苦しめられていた。

友人である益田、恋人である美代子、
黒蛇神事件の犯人だと気付いてからの苦悩。
実際に新しく出会った人と仲良くなり友人となった人が、あの元少年Aだったらどうしますか?
頼れるのは自分しかいなくて、いつも死に場所を探していたらどうしますか?
 
それにしても14年前と同じことを鈴木にしてしまった行動は理解出来るが、
ジャーナリストがどんな職業か理解していたのに鈴木の情報を教え記事にしないでくださいはないでしょう。
世に出回ることは自分の過去からも分かるでしょうに。

神戸の事件を思い出してしまったので物語と重ね合わせ感想を書かせていただきましたが、
「友罪」は、いろんな人の感想を聞いてみたいと思いました。
そして主役である益田の最後の行動に是非読んで感動してください。



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友罪の<ネタバレ・あらすじ>はこちらに纏めました。

 ↓  ↓ 

「友罪」~親友が世間の誰もが知る凶悪事件の犯人だった。 



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