白夜行(東野圭吾)<ネタバレ・あらすじ>①19年前の事件・雪穂と亮司の青年期



<ネタバレ・あらすじ>

廃ビルの中で桐原洋介が刺殺された。
洋介は幼子への性癖があり廃ビルの中に連れ込み裸の写真を撮っていました。
まだ小学生だった切絵が得意な桐原亮司は図書館で仲良くなった西本雪穂が父親・洋介と廃ビルに入っていくのを見てダクトから浸入しその光景を目撃してしまう。
気付いた時には持っていたハサミで父親の胸を突き刺していました。
雪穂は「殺したのは私だから」とハサミを掴み亮司に帰るように言いました。

生計が苦しく貧乏だった西本雪穂の母、文代は、
洋介からお金を援助してもらうかわりに小学生の雪穂を何回か預けていた。
ベテラン刑事・笹垣と若い刑事・古賀は洋介が頻繁に西本家を訪れていた事を突き止める。 
文代の恋人が居眠り運転で事故死するが車の中から洋介のライターが見付かったことで殺された桐原洋介と文代は愛人関係だと疑っていました。
しかしガス漏れによる中毒死した文代が発見され 
中毒死した文代は風邪薬を大量に飲んでいたので事故ではなく自殺の疑いがもたれた。
恋人と文代の共犯による可能性が高く捜査していた刑事は容疑者死亡で事件は迷宮入りする。 


大江中学に通う亮司に同級生の菊池が写真を持って脅してきた。
写真が趣味の同級生の秋吉雄一があの事件の日にたまたま風景を取ったものでそこにはホテルから出てくる亮司の母親・弥生子と質屋「キリハラ」の店員、松浦の姿が写っていた。
事件の犯人が分からずに曖昧になっていたがこの写真を警察に見せれば動機としての証拠には充分だ。
秋吉は普段から清華女子学園に通う綺麗な生徒の写真を撮ったりしては売ったりしていた。
一方、あの事件以降、親戚に引き取られた雪穂は唐沢雪穂と名前を変え清華女子学園に通っていた。
雪穂は親友の川島江利子と一緒に下校する時、
清華女子学園の制服が落ちているのを発見し近くの倉庫の中に入ってみると
同級生の藤村郁子が裸で縛られている姿を発見する。 
警察の聴取を受けていた雪穂は近くの大江中学の秋吉という人物が写真を撮って売ったりしている噂がある事を伝える。
そして警察は秋吉に話しを聞きに行くと写真を撮って売っていただけだと言うが
現場に落ちていた達磨に見覚えがないか聞くと同級生の菊池がサイフのチェーンに付けていたと話し菊池が容疑者になった。 

集文館高校に通う亮司は同級生の園村友彦と村下にアルバイトを紹介する。
30代~40代の女性の相手をする、性別を替えれば売春斡旋と同じである。
個人的に会うのを禁止していたが友彦は花岡夕子と会っていた。
しかしホテルで彼女が心臓麻痺で死んでしまい警察に自首したいと相談してきた。
警察に自首するのは構わないがアルバイトの事を口にするとバックにいる人間が黙ってはいないと脅すが、
友彦の家にかなり良いパーソナルコンピューターがありプログラムが出来ると言う事で、
無限企画という会社を立ち上げ「マリンクラッシュ」というゲームのプログラム作りを友彦に手伝わせ今回の事件を助ける事にした。
一方、雪穂の家庭教師をしていた中道正晴はラーメン屋で遅めの夕食をとっているとき、
ただならぬ様子で駆けていきタクシーに乗り込む雪穂を目撃し何かあったのか心配し聞いてみると友達が自殺未遂したという事だった。
正道晴達は大学の研究所で「サブマリン」というゲームのプログラムを作っていたが、
「無限企画」という会社が通信販売をしていた「マリンクラッシュ」というゲームがそっくりであり盗まれたに違いないと騒いでいた。

白夜行<ネタバレ・あらすじ>②⇒⇒⇒⇒ 雪穂の大学時代


「ダイイング・アイ」<東野圭吾>まとめ(感想)


主人公であるバーテンダーの男が襲われるが大手術により助かる。

自殺してしまった犯人は主人公が1年前に交通事故を起こし亡くなってしまった被害者の夫だった。
刑事から教えられ、そこではじめて自分は記憶を失っている事に気付きます。

犯人はマネキン職人であり亡くなった妻とそっくりな顔をしたマネキンを作っていました。

お店には魅力的な女性が現れ主人公は少しずつ親密な関係となっていきます。
また同棲していた彼女が姿を消したことで警察に届けました。

1年前、主人公が運転する車と接触して後方から走ってきた車にはね飛ばされ亡くなった事を知ります。
自分が命を狙われたことで後方を運転していた者も狙われたのか調べます。

魅力的な女性の家に招待され向かうと監禁されてしまう。
魅力的な女性の顔は自分を襲った犯人が作ったマネキンとそっくりな事に気付きます。

そして少しずつ思い出して行く主人公!

1年前の交通事故の時の真実とは?

後方を運転していた者は誰だったのか?

魅力的な女性の正体とは?

<ダイイング・アイ>の詳しいあらすじ・結末はこちら
http://blog.netabare-arasuji.net/entry/daiinnguai

「使命と魂のリミット」<東野圭吾>ネタバレ・あらすじ(感想)


 

中学生の頃、主人公・夕紀の父親が大動脈瘤の手術がうまくいかず亡くなります。

父親みたいな人を1人でも救いたいと思い心臓血管外科となるが、
実は父親の手術は意図して失敗したのではと思っているのです。

父親の手術が決まってから、
手術を担当する西園と母親が喫茶店で話しているのを夕紀は目撃していました。
そして10年経った今、西園と母親は恋人関係にあったのです。 


心臓血管外科ナースの合コンに自ら進んでいき付き合うことになった直井。

直井は度重なる医療ミスをしっかり公表しろと脅迫文を送り続けます。



病院が脅迫されていることで担当となった七尾刑事は夕紀の父親の元部下でした。


七尾は病院を利用している人達にアピールしているように思え患者を減らすのが目的ではないかと疑い患者を調べると自動社会社長・島原が大動脈瘤の手術をする事を知りました。


直井が島原を狙う理由はなんなのか?
夕紀の父親は本当に殺されたのだろうか?

少しづつ見えてくる真実!!2つの物語が同時進行!!


最後の夕紀の言葉は感動します。
詳しくはこちら↓↓

詳しい「使命と魂のリミット」<ネタバレ・あらすじ>はこちら
http://blog.netabare-arasuji.net/entry/simeitotamasiinorimitto 

「友罪」薬丸岳<ネタバレ・あらすじ>まとめ<感想>




以前読んだ”Aではない君と”は事件直後の話で息子が人を殺してしまい父親の苦悶が書かれていた。

「友罪」は14年前に起きた前代未聞の黒蛇神事件の犯人かもしれないと気付いた友人の苦悩が書かれている。

読んでいて実際に起きた神戸の事件を思い出しました。
この事件の元少年Aの手記である「絶歌」が話題になりましたが、
当然、根本的に許されない事件であるし被害者家族のことを思うと胸が痛みます。
しかし、この「友罪」を読んで、
今の元少年Aも知らないし「絶歌」も読んでいないのだから否定する事も出来ないと思うようになりました。

もし「友罪」の青柳健太郎のように、
しっかり更生していて真面目に働き罪を見つめながら生きていたらどうだろうか。
場所を変えるたびに過去とジャーナリストに追われ周囲にばれて街を転々としていたらどうだろうか。
更生した人の居場所を失くすのは人としてどうなのだろうか。

「絶歌」が発売されたのは、おそらくジャーナリストがずっと追っていた結果なのでしょうね。

しかし「友罪」はあくまでも物語です。
青柳健太郎のように本当に更生して元少年Aが生きているのかは分かりません。
そしてどんなに更生しようが被害者家族から許されるはずもないでしょう。

さて、
実際の話から離れまして「友罪」ですが、
友人である益田純一の最後の行動に感動しました。

美代子という女性も元AV女優という過去に追われやっと居場所を見つけた1人。
青柳健太郎は鈴木秀人と名前を変え14年前の前代未聞の事件を起こした過去に苦しめられている。
そして主役である益田も実は14年前の過去に苦しめられていた。

友人である益田、恋人である美代子、
黒蛇神事件の犯人だと気付いてからの苦悩。
実際に新しく出会った人と仲良くなり友人となった人が、あの元少年Aだったらどうしますか?
頼れるのは自分しかいなくて、いつも死に場所を探していたらどうしますか?
 
それにしても14年前と同じことを鈴木にしてしまった行動は理解出来るが、
ジャーナリストがどんな職業か理解していたのに鈴木の情報を教え記事にしないでくださいはないでしょう。
世に出回ることは自分の過去からも分かるでしょうに。

神戸の事件を思い出してしまったので物語と重ね合わせ感想を書かせていただきましたが、
「友罪」は、いろんな人の感想を聞いてみたいと思いました。
そして主役である益田の最後の行動に是非読んで感動してください。



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友罪の<ネタバレ・あらすじ>はこちらに纏めました。

 ↓  ↓ 

「友罪」~親友が世間の誰もが知る凶悪事件の犯人だった。 



「アノニマス・コール」(薬丸岳)<ネタバレ・あらすじ>まとめ(感想)



警察組織を守るため隠蔽する話は多々ありますよね。

大物政治家が絡んでいたりといった内容はドラマや映画では良くある話なんで先が読めてしまいました。

簡単にあらすじを説明すると、
朝倉真志は
車が園児たちの列に突っ込み5人の園児と2人の保育士が亡くなった事故を

単独で勝手に捜査しているとき無実の罪で逮捕されてしまいます。
身に覚えのない真志は捜査していた事が原因なのだろうと取り調べで分かるが誰かが危ない目にあうかもしれないと思い隠し通したのだ。
愛する妻や子供、そして尊敬する義父に迷惑かかると思いわざと嫌われるような事を言って離婚した。
しかし娘の梓が誘拐され一千万要求されるが、
誘拐犯の狙いは金ではなく三年前に単独で捜査して得た情報だと分かる。
すべてを把握していない真志は梓を守るため三年前の真相を突き止めようとするのだ。

真志に捜査させようとしていること、そして三年前の真相を知りたがっている事で誘拐犯は被害者の家族だろうと予想出来た。
だが被害者の家族の話がだいぶ後ろの方になって出てくるので誰かは分かりませんよね。

誘拐犯に指示され移動ばっかりの場面が多すぎます。
どこどこ行って~、はい、次どこどこ行って~みたいな場面がしつっこいですね。
読んでれば三年前の真相は誰もがすぐに分かってしまうような有り勝ちな話であり誘拐犯も被害者に関係している人物だと分かっているので無理矢理長くしようとしているように感じてしまいます。

自分の子供を事故で亡くし悲しんでいる人が子供を誘拐するでしょうか。
本当の事を知りたいとはいえ巨大な組織に立ち向かう理由としては薄っぺらいですよね。

薬丸岳さんの作品はどれも好きなんですが「アノニマス・コール」=「匿名電話」だけは勧められないかな。




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「アノニマスコール」の<ネタバレ・あらすじ>はこちらに纏めました。

 ↓  ↓

”はてなBLOG”アノニマスコール~無実の罪で逮捕された警官の娘が誘拐された








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