白夜行、ネタバレ・あらすじ>⑦

帝都大付属に勤める栗原典子は秋吉雄一と一緒に暮らしていた。

ある時、家のアパートの下で胃を痛めてうずくまってるを看病したのが出会いだ。
一週間後、秋吉はお礼をしたいから新宿に行こうと言い出すが仕事で疲れていたので一度は断ったが会えない気がしてなんとなく近くのファミレスでならと御馳走になったのだ。
しばらくして秋吉は仕事を辞め推理小説を書きたいと言い出した。
社宅を出なければいけなくなりしばらく貯金で暮らすと言っていたため典子は一緒に暮らさないかと誘ったのだ。

推理小説のネタを考えていた秋吉は急に青酸カリが必要だと言い出した。
あるルートから手に入れるというのでなんだか怖くなり病院に勤めているため少しの間ならと持ち出したのだ。
秋吉は閃いたと言い、
殺したい相手の家が洋式だとして便器に青酸カリと硫酸を入れすぐに蓋を閉め、
帰ってきたターゲットが青酸ガスを吸い込むのはどうだろうと相談してきた。
蓋の密閉度を高める必要がある事と換気扇を回しておけばこちらが間違えて吸ってしまう事もないのではとアドバイスして推理小説が速く完成したらいいなと思っていた。

秋吉は推理小説の取材でしばらく家に帰ってこない時があった。
戻って来た時、秋吉の服は泥だらけだった。
シャワーを浴びている時に秋吉が持っていたバックを除くとそこには中身のない「今枝探偵事務所」と書かれたファイルと確実に量が減っている青酸カリだった。
典子は胸騒ぎして気分が悪くなった。

秋吉が仕事で大阪に行くと言い出したので彼の出身地という事を思い出し一緒に行く事にした。
彼の生まれ育った街を歩いていると1人の女性が「リョウちゃん?」と話しかけて来た。
振り向く事なくそのまま歩き出したので人違いだったらしい。
仕事で出かけるからと1人で行ってしまったので典子はもう一度彼の生まれ育った街に自分なりに記録するためポラロイドカメラを買って行ってみた。
ホテルに帰るとすでに彼は戻って「すべて終わった、何もかも終わった」と秋吉は口にした。
結婚情報サービス会社を通じて知り合った藤井から連絡があった。
会うつもりはなかったが今一緒に住んでいる男の事でどうしても話したい事があるというので気になり会う事にした。
藤井と付き合っていた時、母親の看病で忙しくなかなか会ってくれなかったので別れたのだ。
母親は綿を喉に詰まらせて亡くなったらしいが、
喉からソフトボールぐらいの大きさの布団の綿の塊が出て来たというなんとも不可解な話しだった。
藤井は典子の顔をみるため病院に行ったりアパートのそばまで行ったりしていたという。
そこで典子を観察している男がいる事に気付きその男はやがて典子と一緒に暮したのだ。
それは4月の事らしく5月に偶然彼と会ったと思っていたので信じられなかった。

考えて見ると結婚情報サービスには自分の情報を提供している。
また秋吉はメモリックスという会社に勤めていたので彼なら情報を手に入れるのは簡単だと気付く。
もしかしたら青酸カリを手に入れる為に近付いてきたのでは?
そんな事を疑いながら誰もいない家に帰ったのだ。

彼が急にいなくなったので持っていたファイルに書かれていた今枝探偵事務所へ行ってみると事務員しかいなかった。
秋吉という名前で依頼があった事も調査対象にもなった記録がないと言う事で手掛かりがなくなってしまった。
そんな時、今年の春まで刑事をしていた笹垣という男が訪ねて来た。
今枝さんが行方不明だという、しかも行方不明となった時期は彼が青酸カリを持ってどこかへ行った頃だ。
秋吉の写真を見せられ知らないかと聞かれたが迷いながらも知りませんと答えた。
帰ろうとした笹垣は典子が以前、秋吉の育った街を撮った写真を見付け言った。
「この写真にはキリハラという質屋が写っていますね、この写真の人物は桐原亮司といいます」

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