危険なビーナス
危険なビーナス
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東野 圭吾
講談社 (2016-08-26)
売り上げランキング: 54


最新作(2016年8月) 危険なビーナス

伯郎の元に弟(明人)の妻・楓が突如現れる。
結婚していたことを初めて知る伯郎だが明人が行方不明だと知り楓と供に原因を探るが徐々に楓に惹かれていく事になる。

伯郎が2歳の時に父親はなくなるが母親の再婚相手は資産家であった。
伯郎は二十歳の時に前の姓を選んだので繋がりはないが明人は相続人でした。
また16年前に母親が浴槽で死んでいるのが発見され事故死と決定付けられるが明人は殺人だと思っている。

・16年前の母親は本当に事故死なのか?

・突如現れた楓の正体とは?

正直、"危険なビーナス"は私が読んだ東野圭吾さんの中でワーストにランクインされてしまいます。
資産家の家族関係がかなり複雑で覚えるのが大変であり、また絵に描いたような嫌な人ばかり。

<  ここから、完全ネタバレ、結末になります >




動物病院で働く伯郎の助手の女性や資産家家族の女性達から楓に対する忠告の言葉。

・あの女はただ者じゃない

・あのような女性は気を付けた方がいい

・本当に結婚しているの?

女性達の言葉によって完全に誘導され頭の中では確信に近い予想が生まれる。
"明人は相続関係で命を狙われたに違いないと"

伯郎の義父の研究資料が行方不明で探すことになるが、
これが徐々に伯郎の母親が亡くなった家に近付いているので、やはり殺人なのかと想像は簡単につく。

しかし殺人は殺人だが犯人はまったく予想しない人物だった。
まるで子供の頃に出来た擦り傷が大人になってから悪化したような感じ…
子供の頃の擦り傷なんて原因は覚えていませんよ。

伯郎の義父は研究のために脳腫瘍で亡くなった実父に近付きます。
(研究は後天性サヴァン症候群)
伯郎の実父は画家だが脳腫瘍になり最後に描いた絵は数学界、人類にとって影響を与える絵だった。
数学に目がない伯郎の叔父がその絵欲しさに家に入り込むが伯郎の母親に見付かり殺してしまったのです。
また絵が見付からず諦めていたが伯郎の義父が病気でいつ死んでもおかしくない状態だったため明人に遺産がすべて渡ると思い闇のネット版で拉致して監禁するよう呼びかけたのです。
これにより警視庁サイバー犯罪対策課が動いたのです。

明人は警察に保護され、拉致されたように思わせ犯人を突き止める作戦であり潜入捜査として楓を送り込んだのです。

潜入捜査官である楓を好きになってしまった伯郎。

資産家の人達は関係なかったのです。
すべてはダミーのためだけに複雑な人間関係を長ったらしく読まされたのです。
これを"引っ掛け"と素直に受け止めるかは読者次第ですね。


「危険なビーナス」の詳しい<ネタバレ・あらすじ>はこちら
危険なビーナス ネタバレ あらすじ  

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