<ネタバレ・あらすじ>

読書・映画・ドラマなどの<ネタバレ・あらすじ>を書いておりますが、 ミステリー小説中心の<ネタバレ・あらすじ>です。

東野圭吾

「雪煙チェイス」<ネタバレあらすじ含む感想> 東野圭吾 ひたすら無実を証明するために女性を探す!




なにかと評価が低い里沢スキー場シリーズ。
それでも前作の「恋のゴンドラ」はコメディーもいける事を証明し「疾風ロンド」は2016年11月に映画化されました。

「雪煙チェイス」は、確かに殺人事件は起こりますがミステリー要素はほとんどなく容疑者が無実を証明するのがメインとなっています。
 

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老人が殺害され合鍵の指紋の検出により大学生の脇坂が容疑者となる。
脇坂は被害者宅で犬を散歩させるアルバイトをしており勝手口の鍵の隠し場所を教えられていたのです。
犬に怪我をさせてしまった事で首となり、事件のあった前日に近くまで行く用事があって庭に入ってしまったのです。
犬はすでに亡くなっていたが懐かしさからリードをポケットに入れて帰ってしまい、運が悪い事にそのリードが凶器と思われた。

脇坂の友達・波川から厳しく追及されるだろうと言われます。
冤罪がなくならない理由などを聞いた脇坂は恐ろしくなり殺人をしていない証拠が見当たらず恐怖を覚えます。

事件のあった日、新潟のスキー場に行っていた脇坂は1人の女性と出会いカメラのシャッターを押してあげた事を思い出します。
その女性はホームグラウンドは里沢温泉スキー場だと聞いていたので脇坂は波川と共に無実を証明してくれる女性を探しに行く!

スキー場ですから顔は見えず人は多い。問題点だらけであり警察はすぐ後を追ってる。
果たして女性を見付ける事はできるのでしょうか?

「雪煙チェイス」完全ネタバレあらすじ(東野圭吾)はこちら⇒雪煙チェイス<ネタバレあらすじ>はこちら 
 
 

「恋のゴンドラ」< ネタバレあらすじ含む感想> 東野圭吾は笑いのセンスもあったのね。

<


広太は浮気相手である桃実とスノーボード旅行に行くが、
ゴンドラの中に友達と来ていた婚約者の美雪がいました。
まさに最悪な状況であり、
ゴーグルを身に付けている事で声を出さなければバレないと考えた広太だが、
美雪の話を聞いていると既にバレてる気がしてくる。
それでも無事に到着したことで広太は独身最後の浮気だから楽しもうと開き直るが美雪と桃実は高校の同級生であり再会を喜んだ。
もはや逃げられないと堪忍した広太は土下座して謝罪をするが2人から振られてしまいます。

日田栄介は同僚4人とスノーボード旅行にやってきた。
一組(月村、麻穂)は誰にもバレずに付き合い結婚を決めていて、
もう一組(水城、秋菜)の交際は日田だけが知っていた。
日田は秋菜に振られた経験があり、今は麻穂に好意を寄せていたが水城はプレイボーイのため麻穂に気をつけるよう忠告した。
結果的に秋菜、麻穂に振られた日田だが、
やがて契約社員で入ってきた美雪と付き合うようになる。

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同僚は日田がプロポーズすると言うのでサプライズをみんなで考えた。

プロポーズ作戦は成功するのか?

また美雪と広太の恋愛はどうなっていくのか?

まさに天国と地獄!恋愛コメディー
東野圭吾さんだと思って読むと期待はずれとなるかも知れませんね。 


「恋のゴンドラ」の<ネタバレあらすじ>はこちら⇒恋のゴンドラ~ネタバレあらすじ



「危険なビーナス」東野圭吾 ネタバレ含む感想〜謎の女性と弟の失踪の原因を探る



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最新作(2016年8月) 危険なビーナス

伯郎の元に弟(明人)の妻・楓が突如現れる。
結婚していたことを初めて知る伯郎だが明人が行方不明だと知り楓と供に原因を探るが徐々に楓に惹かれていく事になる。

伯郎が2歳の時に父親はなくなるが母親の再婚相手は資産家であった。
伯郎は二十歳の時に前の姓を選んだので繋がりはないが明人は相続人でした。
また16年前に母親が浴槽で死んでいるのが発見され事故死と決定付けられるが明人は殺人だと思っている。

・16年前の母親は本当に事故死なのか?

・突如現れた楓の正体とは?

正直、"危険なビーナス"は私が読んだ東野圭吾さんの中でワーストにランクインされてしまいます。
資産家の家族関係がかなり複雑で覚えるのが大変であり、また絵に描いたような嫌な人ばかり。

<  ここから、完全ネタバレ、結末になります >




動物病院で働く伯郎の助手の女性や資産家家族の女性達から楓に対する忠告の言葉。

・あの女はただ者じゃない

・あのような女性は気を付けた方がいい

・本当に結婚しているの?

女性達の言葉によって完全に誘導され頭の中では確信に近い予想が生まれる。
"明人は相続関係で命を狙われたに違いないと"

伯郎の義父の研究資料が行方不明で探すことになるが、
これが徐々に伯郎の母親が亡くなった家に近付いているので、やはり殺人なのかと想像は簡単につく。

しかし殺人は殺人だが犯人はまったく予想しない人物だった。
まるで子供の頃に出来た擦り傷が大人になってから悪化したような感じ…
子供の頃の擦り傷なんて原因は覚えていませんよ。

伯郎の義父は研究のために脳腫瘍で亡くなった実父に近付きます。
(研究は後天性サヴァン症候群)
伯郎の実父は画家だが脳腫瘍になり最後に描いた絵は数学界、人類にとって影響を与える絵だった。
数学に目がない伯郎の叔父がその絵欲しさに家に入り込むが伯郎の母親に見付かり殺してしまったのです。
また絵が見付からず諦めていたが伯郎の義父が病気でいつ死んでもおかしくない状態だったため明人に遺産がすべて渡ると思い闇のネット版で拉致して監禁するよう呼びかけたのです。
これにより警視庁サイバー犯罪対策課が動いたのです。

明人は警察に保護され、拉致されたように思わせ犯人を突き止める作戦であり潜入捜査として楓を送り込んだのです。

潜入捜査官である楓を好きになってしまった伯郎。

資産家の人達は関係なかったのです。
すべてはダミーのためだけに複雑な人間関係を長ったらしく読まされたのです。
これを"引っ掛け"と素直に受け止めるかは読者次第ですね。


「危険なビーナス」の詳しい<ネタバレ・あらすじ>はこちら
危険なビーナス ネタバレ あらすじ  

白夜行(東野圭吾)<ネタバレ・あらすじ>まとめ・感想



< 感想 >

私の中で「白夜行」に勝るミステリーは今のところありません。
ドラマでは最初からネタバレした状態で始まり雪穂と亮司の絆がメインな作りだと思いますが、
原作では雪穂と亮司が接触する場面がないので推理による繋がりが徐々に見えてくる感じでしょうか。
本当に素晴らしいミステリーだと思います。
心を失った雪穂の魔力は読んでいてちょっと気分悪いですが亮司との繋がりが徐々に見えてくる面白さの方が勝りましたね。
この東野圭吾さんの書き方そのものが素晴らしい。
これがなかったら雪穂にイライラして読むの止めていたかも知れません(^^ゞ
それにしても<ネタバレ・あらすじ>を書くのが難しかったです。
1人の目線で書けば簡単だったかも知れませんが、
いろんな人物の目線で書いたため長くなってしまいました。

<原作とドラマの違い>
桐原亮司のキャラが全然違いますね。
ドラマでは弱弱しくちょっと情けない性格ですが、
原作では暗い目をした不気味な存在で真逆な印象が強くまさに白夜の中を歩いてる感じがします。
雪穂が高宮と離婚した後、篠塚一成の従兄と結婚してその生活も書かれていますがドラマにはありません。
当然その生活の中にも犯罪がありましたね。
退職した笹垣がその後探偵となって捜査を続けていますが原作には探偵の今枝という男がいて亮司に殺されてしまいます。
ドラマでは今枝を殺した方法で探偵となった笹垣を狙いますが未遂に終わっていますね。
ドラマよりも原作の方が犯罪を犯している印象が強いですが逆もある。
ドラマでは笹垣刑事の部下の古賀が松浦に殺されてしまいますが原作にはなく、むしろ出世した古賀の捜査が役立つ形になっています。
亮司の母親も手首を切って自殺してしまいますが原作では普通にスナックを経営して生きております。
大きく違うのはこれぐらいでしょうか、後は根本的には同じな気がします。

白夜行の<ネタバレ・あらすじ>を短くまとめました。


白夜行(東野圭吾)<ネタバレ・あらすじ>⑨笹垣の推理、そして桐原亮司の最後





白夜行<ネタバレ・あらすじ>⑨


桐原洋介が刺殺されてから20年たっていた。

この事件は時効になってしまい、今年の春に笹垣は刑事を定年退職したが調べ続けている。

クリスマスイブ、大阪心斎橋に「R&Y」のお店がオープンする。

そこへ桐原亮司が必ず唐沢雪穂の周辺に現れると確信している。



19年前、寺崎が事故死してしまい迷宮入りとなってしまったが寺崎は犯人ではないだろう。

桐原洋介が持っていた100万が車の中から発見されなかった事と借金を抱えていたのにどこへも返済していなかったからだ。

桐原洋介が殺された次の日、西口文代が事故死した。

しかし事故死とは思っていない、文代はあまり酒を飲まず風邪薬も通常の五倍以上も服用していた。

それで自殺説が出たが、それは雪穂が母親は風邪ひいていたとかカップ酒を飲んでいたとか言い始めたからだ。

事故死でも自殺でも雪穂はどちらでも良かったのだ、自分が殺したから・・・

洋介が殺された現場には当時小学生達が遊んでいたと言う足跡しかなかった、それを見逃していたんだ。

第一発見者の菊池に聞くと慌てて出る時、ドアの前にブロックやガラクタが置かれていて開かなかったと言う。つまり部屋から出る時はダクトを通って外へ出た事になる。

普通に犯人は小学生だと何故思わなかったか今では後悔している。

そして亮司の母親に会ってみると今になって殺された洋介は幼い子に対して性癖があった事を言いだした。

桐原洋介の狙いは母親ではなく娘の方だったのだ。

それだけでなくあの日のアリバイ、亮司も一緒にいたと言っていたが姿を見たわけではなかった。

雪穂はいつも図書館に行っていた、調べて見ると殺された洋介の息子、亮司も来ていたのだ。

亮司は自分の父親が雪穂を連れてビルに入るのを目撃しダクトを通って中に入り何をしているのか分かってしまったのだ。切絵が得意でいつも持ち歩いていたハサミで自分の父親を殺したのではないだろうか。

自分の事を守ってくれた亮司に対して雪穂は亮司を守るため母親を殺した。

寺崎の事故車の中からキリハラの質屋のライターが見付かったのも亮司と雪穂が繋がっているのなら簡単に出来る事だ。そう考えるとすべてが繋がる。洋介が持っていた100万はおそらく西口文代に渡ったのだろう。



中学時代、雪穂の過去の噂を流していた藤村という女性がレイプされた事件には容疑者がいた。

その容疑者とは洋介を発見した菊池の弟だ、そしてそのアリバイを証言したのが亮司だった。

菊池は母親から貰ったその日までが有効期限の映画のチケットを貰い見ていたらしいが、

そのチケットは市場の菓子屋で働く母親が女子中学生に貰ったという事だった。おそらく雪穂だろう。

そもそも菊池が疑われたのは持っていたキーホルダーが現場に落ちていたからだが簡単に落ちるものではないと言っていた。

菊池は友達が撮った写真の中に亮司の母親と松浦がホテルから出てくる写真を見付け亮司に見せた事があるという。

亮司がアリバイを証言してくれたからその写真を渡したのだ。

この事件は雪穂と亮司が同時に目的を果たす計画だったのではないだろうか。



相手の魂を奪う手っ取り早い方法だと信じているのだろう。



笹垣は篠塚を連れて篠塚の従兄の家を訪れた。

篠塚薬品のネットワークに浸入したハッカーは帝都大学付属病院のコンピューターを経由していた。

その薬剤師が同棲していたのが秋吉雄一に間違いなかった。

秋吉が大阪に帰った時、雪穂の母親が突然亡くなった日と重なる。病院でもなんで突然呼吸が止まったか分からないようだった。

散々雪穂の後には何か存在しているから結婚は反対だと言っていた意味が分かってくれたら良いなと篠塚は言っていたが従兄はとことん雪穂に惚れていて聞く耳持ちやしなかった。

従兄がイラついて投げたゴルフボールが盆栽にあたり倒れて割れてしまった。

その土の中から薄緑色したガラス片が見付かり聞くところによるとこの盆栽は雪穂の実家の庭にあったものだそうだ。

元同僚の現在捜査一課長の古賀に連絡し雪穂の実家には今現在誰も住んでいない事から掘り起こしてもらい中から松浦の白骨した遺体が見付かったのだ。

おそらく亮司が殺したのだろう。

亮司には実はアリバイがない事で松浦は洋介を殺したのは亮司だと知っていたのだろう。

または洋介の趣味が幼女に走らせたのは松浦が表れて母親が浮気するようになったからだと恨んでいたからかも知れない。



<クリスマスイブ>

「R&Y」がオープンする日、必ず亮司は現れると話したら古賀が同調してくれた。

秋吉雄一という名前はどこかで聞いた事があるとずっと思っていたが、

お店の向かいの喫茶店にいる時に思い出した、中学時代のレイプ事件でキーホルダーの持主は菊池だと警察に言った人物の名前だと。



ところどころの客が赤い紙を持って出て来た。

よく見るとトナカイの形に見事に切り抜かれていたものだった。

サンタクロースの格好をした亮司が配っていたのだ。



笹垣と刑事達はそのサンタクロースを見付け追い詰めると、亮司は一階に飛び降りてしまった。

駆け付けると胸には子供の頃から大事に持っていたハサミが胸に刺さっていた。



近付いてきた雪穂に彼は誰か訪ねると「知りません」と言い一度も振り返る事なくエスカレーターを上がっていった(終)

感想

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