白夜行 (集英社文庫)
白夜行 (集英社文庫)
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東野 圭吾
集英社
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< ネタバレ・あらすじ > 白夜行 東野圭吾



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(19年前) 
小学生の切絵が得意な桐原亮司は図書館で仲良くなった西本雪穂が父親・洋介と廃ビルに入っていくのを見てダクトから浸入します。すると雪穂が裸で寝かされ洋介が写真を撮っていました。
持っていたハサミで父親の胸を突き刺すと雪穂は「殺したのは私だから」とハサミを掴み亮司に帰るように言いました。
雪穂は母、文代を犯人に仕立て上げ自殺に見せかけ殺害し事件は容疑者死亡のまま迷宮入りとなりました。
(中学・高校) 
ホテルから出てくる亮司の母親と質屋キリハラの店員の写真をネタに亮司は同級生から脅されていました。
雪穂は親戚に引き取られ名前が”唐沢”に変わり女子学園に通っていたが母親の事件を知る者に虐めにあっていました。
母親と店員の不倫はダクト事件と関係ないがそこから捜査が開始されるのを防ぐために亮司は雪穂を虐めていた女子生徒を襲い裸にして写真を撮り同級生の私物を現場に置いて去りました。
高校生になった亮司は女性の相手をするバイトを同級生に紹介していたがホテルで女性が心臓麻痺を起こし亡くなってしまいます。同級生がコンピューターに強いことを知った亮司は助ける代わりにプログラム作りの仕事を手伝わせました。
雪穂が大学に通うころには亮司は偽造カードや海賊版ソフトなどで稼ぎだします。
雪穂は大学のサークルではじめて恋をするが親友と付き合い始めたため亮司で”いつものようにやっちゃってくれないかな”と頼み別れさせました。
そして後に結婚する御曹司に近付き始めます。


雪穂と亮司は次々と犯罪を繰り返して行くが必ずこの二人は繋がっているのです。
見所はこの事件を見直し”犯人はダクトが通れる小学生だったのでは?”と気付いた笹垣がじわじわと迫ってくるとこでしょうか。


(感想)
私の中で「白夜行」に勝るミステリーは今のところありません。
ドラマでは最初からネタバレした状態で始まり雪穂と亮司の絆がメインな作りだと思いますが、
原作では雪穂と亮司が接触する場面がないので推理による繋がりが徐々に見えてくる感じでしょうか。
本当に素晴らしいミステリーだと思います。
心を失った雪穂の魔力は読んでいてちょっと気分悪いですが亮司との繋がりが徐々に見えてくる面白さの方が勝りましたね。
この東野圭吾さんの書き方そのものが素晴らしい。

<原作とドラマの違い>
桐原亮司のキャラが全然違いますね。
ドラマでは弱弱しくちょっと情けない性格ですが、
原作では暗い目をした不気味な存在で真逆な印象が強くまさに白夜の中を歩いてる感じがします。
雪穂が高宮と離婚した後、篠塚一成の従兄と結婚してその生活も書かれていますがドラマにはありません。
当然その生活の中にも犯罪がありましたね。
退職した笹垣がその後探偵となって捜査を続けていますが原作には探偵の今枝という男がいて亮司に殺されてしまいます。
ドラマでは今枝を殺した方法で探偵となった笹垣を狙いますが未遂に終わっていますね。
ドラマよりも原作の方が犯罪を犯している印象が強いですが逆もある。
ドラマでは笹垣刑事の部下の古賀が松浦に殺されてしまいますが原作にはなく、むしろ出世した古賀の捜査が役立つ形になっています。
亮司の母親も手首を切って自殺してしまいますが原作では普通にスナックを経営して生きております。


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